レモンの殺菌効果
手軽に口臭を予防する食品と言えば、牛乳とレモンを思い浮かべる人が多いかも知れません。牛乳は、臭いの強い食べ物を食べる前と後に飲むといいと言われています。食前の牛乳は、胃の内側に薄い膜を張ることで、臭気成分が胃にこびりつくのを防ぎます。食後の牛乳は、牛乳に含まれているタンパク質が臭いの成分を丸ごと包み込んで、強く臭うのを防ぎます。レモンの輪切りは、よくレストランなどで、飲み物に浮かべられていたり、肉や魚料理の上に乗せられて出てくることがありますね。
レモンを飾ると、みずみずしく色鮮やかで、飲料水も料理も華やかに見えるし、何より美味しくなりますが、水や料理にレモンを添えることは、口臭予防にもなっているようです。なぜなら、口臭は、口の中にある雑菌が臭っていると考えられていますが、レモンには殺菌作用があり、口の臭いの原因になっている菌類を殺菌してくれるからです。
クエン酸とドライマウス
レモンに含まれているクエン酸は、柑橘系の果物にふんだんに含まれている成分で、これらの果物の酸味の正体ですが、このクエン酸は、口臭を強くする大きな原因と言われているドライマウスによく効きます。ドライマウスとは、唾液(つば)の量が足りず、口の中が渇いている状態をいいます。本来、口の中では、唾液が雑菌を洗い流し、口の粘膜を保護する役割を担っています。
ドライマウスで唾液が足りないと、この自浄作用が低下するので、臭いの元である雑菌が簡単に繁殖し、口臭がより強くなってしまいます。クエン酸は、唾液の分泌を活発にさせる作用を持っているので、ドライマウスを防止し、結果的に口臭を和らげる、というわけです。
レモンでリフレッシュ
レモン水を飲むことは、口臭予防になる上、口の中も気分もさっぱり爽やかになるので、特に脂っこい食事の後は、締めくくりの一杯としておすすめです。レモンのさっぱりした香りや酸味がお好みの人は、レモンの成分を使ったさまざまなデオドラント製品も多く市販されていますし、もともとは、観賞用の植物だったようなので、自宅に一鉢あってもいいですね。